Amazon生活#1 Amazonプライムビデオで「希望が丘の人びと」を観ました

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「希望が丘の人びと」とは

  前々からタイトルの「希望が丘」が気になっていてそのうち観ようと思っていたのがこの「希望が丘の人々」。元々は2016年7月から8月にかけてWOWOWの連続ドラマシリーズとして放送されていましたが、現在はAmazonプライム会員であれば無料で観れるようになっています。

 主演は、沢村一樹さん。二枚目でクールな印象の面持ちなのに「サラリーマンNEO」でセクシー部長を演じたり、バラエティ番組では下ネタトーク連発したり、ただの二枚目ではない魅力あふれる方ですよね。下はWOWOWの公式サイトです。

www.wowow.co.jp

 さて、この「希望が丘の人びと」には原作があるようです。重松清さんの執筆した同名小説がそれです。重松清さんといえば私が読んだことがあるのは「流星ワゴン」ですが、これもドラマ化されましたよね。こちらも心温まるお話なのでまだ読んでいない方、ドラマを観ていない方にはぜひとも読んだり観たりしていただきたい作品です。

 

流星ワゴン (講談社文庫)

流星ワゴン (講談社文庫)

 

 

「希望が丘の人びと」ちょっとだけあらすじ 

 「希望が丘の人びと」も冒頭で紹介した「流星ワゴン」も家族がテーマですね。

「希望が丘の人びと」では沢村一樹さん演じる田島徹は妻一人子供二人と東京都内で幸せに暮らしていたのですが、その妻圭子(演:和久井映見さん)が末期癌であることが発覚します。圭子は懸命に闘病するものの、告知されていたときから3か月の命と言われていましたので助かることはありませんでした。圭子が死に近いと感じたころなのか、夫や子供たち一人ひとり個別に最期のお別れをした上でこの世を去ってしまいます。

 田島家は圭子持ち前の明るさや元気さが軸となっていたこともあり、残された夫、子供二人は大変落ち込みます。そんなときに父である徹は、お母さんのことを忘れようとするのはやめてお母さんのことだけを毎日考えて暮らそうと子供たち二人に提案します。そして、圭子が生前に自分の育った町である「希望が丘」で住みたいと言っていたのを思い出したことをきっかけにして、田島家は「希望が丘」へ引っ越して新たな生活をしてくことになるのです。

 引っ越した先の「希望が丘」では、圭子の中学の同級生フーセン(演:伊藤かずえ)が居たり、圭子の学生時代の初恋の人えーちゃん(演:寺脇康文)がいたり、圭子が習っていた書道の先生(演:平泉成)がいたり、家族3人が知らない圭子の思い出を持っている人たちが沢山いました。そこで圭子の思い出に浸りながら幸せに暮らせるかといえばそうではなく、やはりもう存在しない妻・母の存在との葛藤を徹も子供たち二人も続けており、それぞれの圭子への想いが逆に家族をバラバラにしかけてしまいます。果たして3人は亡くなった圭子の現実を正面から向き合って前に向いて歩いていけるのか、家族の絆を再び結び付けられるのか。続きが気になる方は、Amazonプライムで是非ご覧ください。原作の小説を読んでみることもお勧めします。

希望ヶ丘の人びと(上) (講談社文庫)

希望ヶ丘の人びと(上) (講談社文庫)

 
希望ヶ丘の人びと(下) (講談社文庫)

希望ヶ丘の人びと(下) (講談社文庫)

 

 

「希望が丘の人びと」を観て感じたこと

 沢村一樹さん演じる父親の田島徹なんですが、観ていてすごく思い込みが激しくて、きちんと子供とコミュニケーションをとらない人だなぁという印象が強かったです。

 自分なりに家族のことを考えて行動したり発言したりしているのは伝わるんですが、いかんせん子供たちとよく会話したり十分にコミュニケーションをとった上でのものではないので、子供、特に中学2年生のお姉ちゃんとめちゃめちゃ対立してしまいます。正直子供が怒ってしまうのも理解できます。でもふと考えたんです。自分の両親はどうだったかなぁって。私の両親もいろんなことを理由にしてあまり積極的に子供たちとコミュニケーションとったりするタイプじゃなかったなぁって。これだけ書くと自分の両親を批判しているように見えますが、そうではありません(笑)、事実こうだったなぁという話です。

 親は親で、家族の今と未来のことを考えて仕事や家事に励んで生きていかないといけないから忙しい。子供は子供で、自分の置かれた環境で精一杯生きていくことを学びながら勉強したり友人と遊んだりに必死で、やっぱり自分のことで手一杯。そこから生まれてしまうコミュニケーションロスが原因で家族間の良好な関係を築く一つの機会を失ってしまうかもしれません。

 相手のことを知るために私たちは相手とよく会話をし、相手の考え方を探り、時には反論して対立したりもします。こういったコミュニケーションを通じて、ようやく自分と相手の持つイメージがだいたい一緒になっていって意思疎通ができるようになる。意思疎通できる部分が多い人とは、より信頼関係も太くなっていきます。

 家族だとこういう信頼関係が血縁というだけで勝手に成り立つんだと勘違いする人がいると思うんですが、「希望が丘の人びと」における田島徹も、私の両親もそういうタイプなんじゃないかと思うんですよね。言わなくてもだいたいわかってくれる、みたいな。

 でも家族間でも信頼関係の構築方法は変わらないと私は思っています。むしろ、家族間でこういったコミュニケーションを重ねることで信頼関係を構築してきた人たちほど、他人との共存がうまくできているように見えます。

 「希望が丘の人びと」は、そういうコミュニケーションの大切さを改めて感じされられた作品でした。