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Amazon生活#6 Amazonプライムビデオで映画「のぼうの城」を見ていたら信長の野望シリーズに出ている人たちを紹介したくなった

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Amazonプライムを眺めていたらたまたま映画「のぼうの城
プライム対象作品になっているのを見つけまして。

以前見たことはあるんですが作業がてら流し見していたら
そういえばここに出てくる人達結構信長の野望に出てくるよねと思って
今回記事にしてみました。
というわけで今回のお品書きはこちらになります。

1.映画「のぼうの城」とは

映画「のぼうの城」は2012年に公開された映画で、
原作は和田竜さんの同名小説。

小説が発行されたのは2007年と映画化されるよりも少し前です。
この「のぼうの城」の舞台は安土桃山時代
足軽という低い身分から天下人にまでのし上がった豊臣秀吉
四国・九州を支配下に治め、
次は関東の覇者である北条氏を討伐しようとしていた頃の話。
北条氏は、豊臣秀吉に対抗すべく
関東各地の北条勢力の城主に対して小田原での籠城作戦に
参加するよう通達します。

その通達は、武蔵の忍城(おしじょう)にも届けられ
城主の成田氏長(なりたうじなが)も手勢を引き連れて小田原城へと向かいます。
しかし実は当主の成田氏長、既に豊臣方に内通しており降伏を約束していました。
小田原城へ赴くのは北条傘下で庇護を受けていたことに対する義理を果たすため。
大軍勢の豊臣方と戦う機など毛頭ありません。

一方で豊臣方の石田三成は、
秀吉に武蔵の忍城を落として武功を立てよと総大将に任じられ
意気盛んに大軍勢を率いて忍城と向かいます。
三成は成田氏が既に豊臣方に通じていることはわざと知らされていませんでした。
勝ち確定の戦をやらせることで三成に武功を挙げさせてやると共に
三成に武もあることを諸将に示そうという、秀吉の計らいでもありました。
三成は長束正家(なつかまさいえ)を軍使として忍城に送ります。
長束正家は弱気に強く、強気に弱く出る男。
三成はその気質を利用して、忍城勢をけしかけようとします。
長束正家は三成の思惑通り
病床の父・泰季に代わって城代を務める成田長親(なりたながちか)や
成田氏家臣たちに対して慇懃無礼で不遜な振る舞いを見せます。
成田氏長の娘・甲斐姫を秀吉の側室にという話をされた時点で
堪忍袋の緒が切れたのか、成田長親は戦することを決意し宣戦布告してしまいます
一番戦をしたがらなかった長親が宣戦布告をしてしまったことに対して
驚きを隠せない成田家家臣一同でしたが、
最終的には一致団結、成田長親を総大将として立ち向かうことを決意します。
しかし石田三成軍は総勢2万を超える大軍に対して
成田軍は農民たちをかき集めても兵3千ほど
兵力差からして既に負け戦が決まったようなもの。
しかも今回総大将の成田長親は、
戦上手とはお世辞にも言い難く武勇も智謀も持ち合わせていない、
でくのぼうのような武将。
それゆえ領民たちからも「のぼう様」と呼ばれる始末。
しかしただ一点、成田長親には天性の才能がありました。
それは他人に異常なまでに好かれる才能
とりわけ領民たちからの人気はなぜか高い
「のぼう様」の愛称もそれゆえのこと。

果たしてこの凡庸な総大将が守る忍城
石田三成の大軍の前にあっさり負けてしまうのか
それとも意外な奮戦を見せるのか。

 

ていうのが序盤のあらすじです。
続きの話が気になる方は是非、Amazonプライムでご鑑賞ください。

Amazonプライム会員であれば無料で視聴できます。

この映画は実際に豊臣秀吉小田原征伐の際にあった話です。
石田三成が戦下手って言われてしまう所以でもある忍城攻めです。
映画「のぼうの城」には出てきませんが
大河ドラマ真田丸」でもこの忍城攻めは描かれました。
忍城攻めには真田昌幸真田信繁(幸村)も大谷吉継と共に
参戦したと伝わっているためですね。
石田三成の評価は別として、この籠城戦の話は私自身も好きな話。
特に成田氏は甲斐姫っていう女性ながらに
武勇に長けた姫様がいたことも興味深いんですが
それより以前、成田氏長の父・成田長泰(なりたながやす)
関東管領に就任した上杉謙信から侮辱を受けたことを理由に
上杉謙信に反旗を翻しちゃう話とかもあるし、
甲斐姫の祖母にあたる赤井輝子(妙印尼)も城主として籠城戦やってたりとか
面白いネタがいっぱいあるんですよね、この一族関係は。
そういえば、成田氏長の継室は軍用犬を飼いならしていたことでも有名な
太田資正(おおたすけまさ)の娘だったりもします。
調べれば調べるほどワクワクが止まらないのが
この成田氏です(笑)

2.映画「のぼうの城」の登場人物たちを信長の野望シリーズで紹介

映画本編は実際に視聴していただくとして
ここでは映画に登場する人物たちで
信長の野望・創造 戦国立志伝にも登場する人物たちを紹介していきます。
農民とかはさすがにいないけど(笑)、武将は結構信長の野望にも出てるんですよね。
特に成田家ってなぜか一門も多く登場しています。
というわけで、成田家から順番に紹介していこうと思います。
総勢12名になります、結構多い(笑)
ちなみに戦国立志伝のデータを載せてますが
小田原征伐の1590年から始まるシナリオはないので
1586年九州征伐のシナリオのデータです。

2.1.成田長親(なりたながちか)

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演:野村萬斎

成田泰季の嫡男
映画「のぼうの城」の主人公です。
当主の成田氏長とは従弟の関係になります。
映画「のぼうの城」では甲斐姫の想いを寄せる人物でしたが
長親は北条氏の重臣・遠山綱景の子・遠山藤九郎の娘を
正室として迎えていて、子も既に二人もうけていました。
長親の著名な活躍はやはり忍城の戦いです。
水攻めのために石田三成が築かせた堤防(石田堤)を
逆に破壊して豊臣方を溺死させるなど、
知略を感じさせる部分もありつつ、
最後に開城する際には開城の条件が気に入らず
籠城を続けようとするなど、
気骨心を感じられる部分もある人なのです。
信長の野望に魅力みたいなステータスとかがあれば
もうちょっと光る武将になれたかもしれませんね。

2.2.甲斐姫(かいひめ)

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演:榮倉奈々

成田氏長の長女
のぼうの城」のヒロインですね。
成田長親に想いを寄せるも元々武骨な性格なこともあって
劇中での長親とのやり取りは見ていて微笑ましいものがあります。
この甲斐姫は、戦国武将好きな人達の中では有名な姫武将でしょうね。
いくつかの武勇伝が残るお姫様ですが、
容姿も端麗だったことから「東国無双の美人」と評されていたようです。
そのため後々は豊臣秀吉の側室として召し抱えられることになります。
信長の野望シリーズでも顔グラは特別枠ですし(笑)、
能力も男性武将にまったく劣らない武力・統率の持ち主
姫ながら有能な武将です。
成田家中でも軍事面は最高評価であり、
成田家になくてはなならい存在となっています。

そして、甲斐姫といえば母方の祖母
赤井輝子(あかいてるこ)または妙印尼(みょういんに)輝子
この人もまた戦国最強の女武将といわれるぐらいの姫武将として有名です。

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赤井輝子は、上野の新田金山城主・由良成繁(ゆらなりしげ)の正室なんですが
赤井輝子の娘が、成田氏長の最初の正室であり、甲斐姫の母と言われています。
この祖母の血を受け継いでいるからこそ甲斐姫にも武勇の誉れ有りなのでしょう。
71歳という高齢ながら家臣たちをまとめあげて籠城戦やっちゃったり
小田原征伐では息子たちが小田原城で籠城してるのに
孫と一緒に豊臣方について前田利家と一緒にお城落としたり。
そしてそのおかげで息子たちの家名は存続できたんです。
戦国最強女武将と言われるのも納得です。

2.3.成田氏長(なりたうじなが)

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演:西村雅彦

成田長泰の嫡男で、成田家当主
甲斐姫の父ですが、甲斐姫ほどの武勇の逸話がないせいか
軍事系は甲斐姫よりも劣っていますけれども
全能力そこそこ高い感じで悪くはありません。
成田家の武将たちは甲斐姫除くととあんまりなので(笑)、
それを考えると成田家は当主・成田氏長の双肩にかかっているとも言えます。
戦国立志伝の九州征伐のシナリオだと
まだ父・成田長泰がギリギリ生きているので当主じゃないんですけどね。

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ちなみに父の成田長泰は上杉謙信に下馬せず挨拶したことから
扇で烏帽子を打ち落とされるという恥辱を受けて謙信に反発しちゃった人

そういえば演じた西村雅彦さんは
今度の麒麟がくる」では明智光秀の叔父・明智光安を演じますね。
真田丸」では室賀正武を好演して
マイナーな室賀正武を一躍メジャーに引き上げた(?)けど

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映画「のぼうの城」ではあんまり活躍の場がありませんでした。
でも忍城が籠城して石田勢を撃退した報を小田原城で聞いた時の
慌てふためく様は面白かった(笑)

2.4.珠(たま)

演:鈴木保奈美

成田氏長の継室
最初の正室(由良成繁の娘)で甲斐姫の母は成田氏長と由良成繁が仲悪くなって
甲斐姫が幼い頃に離別しちゃってるんですよね。
この珠姫は信長の野望シリーズには出てこないんですけど、
父上が太田資正(おおたすけまさ)

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軍用犬を飼いならして味方との連絡用に用いていたと言われていますね。
三楽斎と号していたことから軍用犬のことを三楽犬と呼ばれたりもしています。
太田資正生涯を北条氏との戦いに捧げた人ですが
軍用犬を用いた伝令戦術は曽祖父・太田道灌(おおたどうかん)に劣らぬ名将ぶり
褒め称えられたとか。
太田道灌室町時代の名将として名高い人ですが、暗殺されちゃったんですよね。
その辺の話をしだすとまた長くなるのでそれはまた別の機会にということで。

2.5.成田泰季(なりたさねすえ)

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演:平泉成

成田長親の父であり、当主・成田氏長の叔父
兄の長泰や氏長の2代に渡って仕えた宿老です。
兄の長泰に代わって大将を務めるなど軍功を多くあげており
成田一門の「脇惣領」って称されるほどなんですけど
信長の野望シリーズではそれがあまり伝わってこない能力値なんですよね(笑)
兄の長泰が家督を譲る際、
嫡男の氏長じゃなくて末子の泰蔵に家督を譲ろうとするんですが
この時は氏長の側についてクーデーターを起こしています。
ということもあって氏長からの信頼も厚かったと思います。
小田原征伐で氏長が城を空けた際には
忍城の城代を務めましたが石田三成勢との籠城戦中に亡くなってしまい
息子の長親が代わって城代を務めることになります。

2.6.成田泰高(なりたやすたか)

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演:谷川昭一朗

映画「のぼうの城」では泰高となっていますが
信長の野望シリーズだと成田長忠の名で登場しています。
成田長泰の次男です。
小田原征伐では当主の兄・氏長と共に小田原城で籠城してます。
劇中でも氏長と共に小田原城にいました。
兄不在時には国許の政務を任されていました。
ちなみに兄・氏長が亡くなった後を継いだのはこの泰高です。

2.7.石田三成(いしだみつなり)

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演:上地雄輔

特に説明する必要もない武将ですね。
最近は石田三成を押す人も多いのではないでしょうか。
信長の野望シリーズでも顔グラかっこよく描いてもらってますしね!
忍城小田原開城前に落とせていたら
もうちょっと知略も武勇が高い武将として評価されたのかな。
上地さんが演じるとちょっと滑稽に見えちゃうのは気のせいですか?(笑)

2.8.大谷吉継(おおたによしつぐ)

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演:山田孝之

石田三成の親友
この人も特に説明の必要はないでしょう。
この顔グラは頭巾をかぶったよくある大谷吉継ですが
元服当初の大谷吉継の顔グラはイケメンです(笑)
それから演じてる山田孝之さんの演技は個人的に好きです。
闇金ウジジマくんシリーズとか最高です(笑)
そういえば信長協奏曲では秀吉役をやってましたね。

2.9.長束正家(なつかまさいえ)

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演:平岳大

豊臣五奉行の一人
正室本多忠勝の妹だったりするんですよね。
関ヶ原の戦い石田三成に与したことが
この本多忠勝の妹にも悲惨な末路が訪れることになっちゃうんですが
それはまた別の話。

そして平岳大さんといえば
真田丸」で武田勝頼役を演じたことが記憶に新しいです。
真田丸」で勝頼のイメージはだいぶ変わったんじゃないでしょうか。
ちなみに映画「のぼうの城」では長束正家の悪い部分を
好い感じで演じてらっしゃいます(笑)

2.10.佐竹義宣(さたけよしのぶ)

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演:笠原紳司

「坂東太郎」の異名で恐れられた佐竹義重の嫡男です。
忍城の戦いでは水攻めのための堤防づくりを頑張りました。
佐竹義宣豊臣秀吉によく尽くした武将で
豊臣政権の六大将の一人であり54万石の大名にまで成長するんですが
関ヶ原の戦いでは東軍と西軍どっちつかずの状態を続けていたこともあって
戦後は常陸から秋田へ転封になり石高も20万石に減らされちゃうんですよね。

2.11.北条氏政(ほうじょううじまさ)

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演:中原丈雄

関東の覇者で後北条氏の第4代当主ですね。
小田原征伐の頃は嫡男・氏直に家督は譲っていました。
北条家最大版図を築いた人なんですが
後世の評価があまりよくないんですよね。
家督を譲ったとはいえ実質権力を握っていたのは氏政であり
北条家を滅亡させてしまったのは実質氏政だから
っていうことなのかもしれませんが
汁かけご飯や麦で昼飯の話とかイメージ悪くするような
逸話が残ってしまっているのは可哀想です。
印象操作ってやつですね、これはまさに。

演じた中原丈雄さんは
真田丸」で高梨内記を演じていました。
昌幸・幸村に仕える副官的存在として好い味出してました。
ちなみに高梨内記は戦国立志伝で信長の野望シリーズ初登場を遂げています。

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2.12.豊臣秀吉(とよとみひでよし)

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演:市村正親

最後は一番補足することもない天下人。
信長の後を引き継ぐ形で天下をとることになったお猿さんも
信長の野望シリーズでは猿っぽい風貌ながらも
なかなか凛々しい顔つきをしています。
この時代の顔グラだと天下人っぽい雰囲気出てますね。
能力値もスバ抜けてます。
ただ正直この小田原征伐とか九州征伐ぐらいになっちゃうと
秀吉は別に何もしなくてもいい状態なので
能力値はあんまり関係しないんですが(笑)

演じた市村正親さんは
映画「のぼうの城」公開の前年は
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で
明智光秀役を演じているのがちょっと面白い。
映画を撮影していた時期の方が先だと思うので
演じた秀吉にやられてしまう役をやるのって
なんか不思議な感じじゃなかったのかなぁって思ったりします。

3.まとめ

今回は、Amazonプライムビデオでプライム対象作品となっている
映画「のぼうの城」に登場する人物たちの中から
信長の野望シリーズに登場している人たちをピックアップしてみました。
劇中では成田長親や甲斐姫同様に主要キャストとして活躍した
正木丹波守利英(演:佐藤浩市柴崎和泉守敦英(演:山口智充
酒巻靱負詮稠(演:成宮寛貴の3人が
信長の野望には登場していないのは残念ですが
いないものは武将登録機能で登録してしまえばいいんです(笑)
ちょうど小田原征伐から始まるシナリオもないですけど
1586年九州征伐から始まるシナリオで成田家で始めて
いずれぶつかる可能性の高い豊臣軍との戦に備えるもよし
北条家から独立して関東の覇者に成り代わるのもよし。
そういえば信長の野望・大志ならパワーアップキットで
小田原征伐が追加されていた気がします。
ただそっちだと成田家選べず北条家を選ぶしかないので、
のぼうの城ごっこ遊びはできないかもしれません(笑)
どうですか、信長の野望で遊びたくなってきたでしょう?(笑)

そういえば映画の感想とかも全然書いてませんでしたけど(笑)、
面白かったことは確かです。
戦上手っていうわけでもないけど
人心掌握術だけは天賦として授かっていた成田長親
民を動かし、家臣たちを奮い立たせ
最後には敵方もある意味味方につけてしまう
敵の総大将・石田三成も感服させるほどの籠城戦を指揮した
成田長親らしい戦のやり方は見応えがあります。
※実際は浅野長政うんぬん言うのはやめておきましょ(笑)
というわけで、
全然これじゃわからないから見てみたいと思った方は(笑)、
Amazonで是非ご視聴ください。

Amazonプライム会員であれば無料で視聴できますので。

ついでにゲームの信長の野望の方も興味沸いた方は
こちらから購入してくれてもいいんですよ!(笑)
こちら「戦国立志伝」。

そしてこちらが現在の信長の野望シリーズ最新作「大志」です。

 

また、Amazonプライムビデオ関連の記事を他にもいくつか公開していますので
よければこちらもご覧くださいね。

tsukumogatari.hatenablog.com

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それでは今回は長丁場となりましたがこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!