2025年の大河ドラマは『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に決定しました。
江戸時代中ごろに、浮世絵や洒落本の版元(出版人)として活躍した蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)が主人公で、演じるのは横浜流星(よこはまりゅうせい)さん。
『え…蔦屋重三郎って誰!?ってだれ!?』
と思った人は、私だけじゃないと思いたい…。
というわけで、渾身の2025年の大河ドラマ予想は見事に大外れ!
大外れとはいったものの、江戸時代の脚本家・近松門左衛門を予想のひとつに入れていたのは、意外と良い線いっていたのでは!?
tsukumogatari.hatenablog.com
蔦屋重三郎という人物自体を知らなかったので予想するのは難しかったですが、2年の大河ドラマ予想歴を経て、何か掴みかけているのかもしれません。
であるならば、2026年こそは予想的中するはずだ!
ということで、今回も性懲りもなくやっていきます2026年大河ドラマ予想。
最後までお付き合いいただけるとうれしいです。
■2024年8月31日追記■
2026年のNHK大河ドラマは主人公・豊臣秀長の『豊臣兄弟!』に決定しました!
www.nhk.jp
そのため、最新の大河ドラマ予想記事は2027年版の以下の記事になります!
tsukumogatari.hatenablog.com
大河ドラマ大好きな方、未来の大河ドラマが気になる方はぜひご覧ください。
※もちろん本記事も読んでいたたけたら嬉しいです!
- 2026年の予想前に過去の大河ドラマの傾向をチェック
- 2026年大河ドラマの主人公候補
- 大河ドラマの主人公を演じるなら誰?
- 大河ドラマの誘致活動を行っている自治体の紹介
- 2026年大河ドラマの発表時期はいつ?
- 2025年『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公は何者!?
- まとめ
2026年の予想前に過去の大河ドラマの傾向をチェック
2026年の大河ドラマを予想する前に、過去の作品の傾向をチェックしておきましょう。
歴代大河ドラマの時代と主人公:今まで採用されていない時代は?
歴代の大河ドラマでもっとも採用されている時代は、ダントツで19作品の戦国時代で、2番目が14作品の幕末。
戦国・幕末のように社会に大きな変化がもたらされようとしている時代は、魅力的な歴史上の人物が何人も輩出されていて人気ありますもんね。
そもそも、戦国時代から幕末時代までで採用された作品を合計すると、全部で47作品あります。
2025年までの大河ドラマはトータルで63作品なので、この期間の作品は圧倒的に多いことがわかります。
逆に一番少ない時代は、過去に1作品のみの室町時代。
室町時代唯一の作品は1994年の『花の乱』で、主人公は室町幕府第8代将軍足利義政の妻・日野富子でした。
『花の乱』は応仁の乱が中心で、戦国時代へとつながるだけに興味を持ってくれる視聴者がいそうな雰囲気あります。
ところが、当時テレビの視聴率が高かったにもかかわらず、『花の乱』は平均視聴率14.1%と視聴者の受けが悪く……。
※実際は、この数年前から大河ドラマ離れの傾向が見えるので、一概に『花の乱』がダメだったとは言えないのかもしれません。
これがNHK的にトラウマになってるのかどうかわかりませんが、室町時代ど真ん中な作品は、『花の乱』以外に生まれていません。
また、平安時代よりも前の時代は一度も採用されたことがありません。
大河ドラマの脚本家でもおなじみの三谷幸喜さんがある記事で話していましたが、平安時代より前だとセットを一から作り直す必要があり、今までの衣装や小道具も使いまわしできないため、大河ドラマ化しにくいという理由があるようです。
ということを踏まえると、戦国時代と幕末は予想するうえで外せない時代になっちゃいます。
あとは、ここ数年の作品の時代や主人公の傾向的にどうかな?というあたり。
2020年からの5作品を見てみると…
- 幕末から昭和初期の渋沢栄一(男性)
- 平安・鎌倉時代の北条義時(男性)
- 戦国から江戸初期の徳川家康(男性)
- 平安時代の紫式部(女性)
- 江戸時代の蔦屋重三郎(男性)
この流れを見ると、幕末がなんとなく一番手に上がりそうな!?
いやしかし、VRやARが発展した今の時代なら、平安より前の時代だって再現できちゃったりするんじゃないの?という思いもあったりします。
『どうする家康』でも、セットの背景なんかをVRで作ってるらしいですしね!
桶狭間の戦いの乗馬シーンは酷評でしたが…。
ということはつまり、もはやどの時代でも関係なく、好きに予想しちゃって大丈夫かもしれません!
ちなみに主人公は実在人物以外に、架空の人物が採用されるケースもあります。
架空人物が主人公だった作品は、以下の5つです。
放送年 | タイトル | 主人公 | 1967年 | 『三姉妹』 | 永井むら・永井るい・永井雪 | 1980年 | 『獅子の時代』 | 平沼銑次・苅谷嘉顕 | 1984年 | 『山河燃ゆ』 | 天羽賢治・天羽忠 | 1986年 | 『いのち』 | 岩田(高原)未希 | 1993年 | 『琉球の風 DRAGON SPIRIT』 | 楊啓泰 |
---|
架空人物は1993年の『琉球の風 DRAGON SPIRIT』以降、一度も採用されていないので、今後も実在人物の採用が主流でしょうね。
大河ドラマの視聴率
視聴率はそんなにもう重要な時代でもない気がしているんですが、念のため触れておきましょうか。
こちらの大きすぎて見えにくいかもしれないグラフは、赤色が最高平均視聴率、青色が初回平均視聴率、黄色が期間平均視聴率です。
※よくみえない場合は心の目でみてくださいw
これを見ればわかるように、国民の多くがTVに時間を費やしていた時代とそうでない時代で、明らかに大きく差が出ていますね。
2008年の『篤姫』以降からは徐々に下がっていて、直近10年くらいの傾向では平均視聴率が10~15%あたり。
インターネットとスマホの普及率が80%以上な現代社会では、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスの視聴が主流になっているので、TVの視聴率が落ちても仕方ないところだと思います。
そして最近の傾向だと、その作品の最高視聴率=初回視聴率なんですよね。
三谷幸喜さん脚本でめちゃくちゃ面白かった『鎌倉殿の13人』でさえ、そのジンクスを破れませんでした。
1年間とおして続く作品は今だとNHK大河ドラマくらいで、通常のドラマは1クール3ヶ月の10話程度です。
トレンドの移り変わりが激しい今の時代だと、年間通して最後まで楽しく見れる人が少なくなっている可能性があります。
長すぎて途中で飽きちゃうのもわからなくもない…。
それでも、2020年の『麒麟がくる』からは少し持ち直しているようにも感じます。
2021年の『晴天を衝け』が『鎌倉殿の13人』よりも平均視聴率が高いという驚きの事実。
コロナ禍が長く続き、自宅で何かを楽しむ時間が増えたことがきっかけかもしれないけど、視聴者の興味がわく人物をうまいこと採用できたのかも。
そうはいっても、2024年の『光る君へ』と2025年の『蔦屋重三郎』は制作側の強気な姿勢を感じます。
果たしてどういう結果になるのかどうか、こうご期待といったところですね。
視聴率はあまり予想に関係しない話で結局終わっているw
原作や脚本家の傾向
歴代大河ドラマの作品は、全64作品のうち41作品が原作ありです。
ところが、ここ10年の作品で見てみると、原作ありは2018年の『西郷どん』のみ(原作者:林真理子)。
2010年の『平清盛』以降、原作なしの傾向が顕著に出ていて、最近はむしろ原作なしの方が当たり前になってきています。
昔は司馬遼太郎の小説がベースになってることが多かったんですが(過去6作品)、テレビドラマで有名な脚本家の手腕にゆだねられている傾向にあるようです。
原作になりそうな小説ベースで大河ドラマを予想する手段は絶たれていると思ったほうがいいかもです。
個人的には、三谷幸喜脚本で、また大河ドラマをやってほしい気持ちでいっぱい!
『鎌倉殿の13人』が面白すぎた!!
放送される年との関係性
2026年がどういう年になるのか、という点についても予想をするうえでは重要になってきます(たぶん)。
そこで、2026年で予定されている出来事や記念を一覧にしてみました。
※Wikipediaの2026年のページから抜粋
日付 | 出来事 |
---|---|
1月 | 2001年生まれの人が、衆議院議員・地方議会議員・市町村長の被選挙権を有する年齢に(21世紀生まれの政治家誕生の可能性) | 1月1日 | 「サッポロ一番」シリーズ(サンヨー食品)発売開始60周年 | 1月2日 | ウルトラシリーズ生誕60周年 | 2月6日 ~ 2月22日 | 第25回冬季オリンピック(ミラノ/コルティナ・ダンペッツォオリンピック)開催 | 2月26日 | 二・二六事件から90周年 | 2月27日 | ポケットモンスターシリーズ発売開始30周 | 3月6日 〜 3月15日 | 第14回冬季パラリンピック(ミラノ/コルティナ・ダンペッツォパラリンピック)開催 | 3月11日 | 東日本大震災発生と福島第一原子力発電所事故から15年 | 3月31日 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開園25周年 | 4月 | 平成生まれ最後、令和生まれ最初の義務教育就学(小学校) | 4月3日 | 仮面ライダーシリーズ生誕55周年 | 4月14日 | 熊本地震発生から10年 | 5月27日 | ドラゴンクエストシリーズ発売開始40周年 | 6月~7月 | アメリカ・カナダ・メキシコで2026 FIFAワールドカップが共同開催 | 8月6日 | NHK設立から100周年 | 9月18日 | カップヌードル(日清食品)発売開始55周年 | 10月13日 | Microsoft Windows 10 (2016 LTSB) の延長サポート終了 | 12月1日 | 北海道銘菓「白い恋人」(石屋製菓)発売開始40周年 | 12月24日 | 大正時代に生まれた人が全員100歳以上、昭和生まれのセンテナリアン*1が登場 | 12月25日 | 大正天皇崩御と昭和改元100周年 | 12月31日 | SMAP解散から10年 |
こうしてみると、いろんなことがあるけど一番の衝撃は、最後のSMAP解散から10年…。
かといって、大河ドラマでSMAPはさすがに早すぎるw
NHK設立から100周年は、大河ドラマの決定にも何かしらの影響を与えそうな気もしますね。
2026年大河ドラマの主人公候補
過去作品のいろんな傾向を頭に入れたうえで、今回の本題である2026年の大河ドラマ予想を、主人公ベースで考えてみたいと思います。
今回予想する候補は8人!(大杉
私がまったく知らない人物に決まる可能性は十分ありますが、そのときはもはや仕方がありませんw
それぞれの人物を知るうえで参考になる書籍などもあわせて紹介するので、気になった人は手に取ってみてくださいね。
卑弥呼:三國志にも登場する女性リーダー
どの時代でもテクノロジーを駆使すればいけるでしょ?
てことで、まずは「倭国の女王」卑弥呼を挙げます。
資料がごく限られているこの時代を大河ドラマで取り上げるのは、相当勇気のある試みでしょう。
そもそも、「邪馬台国がどこにあるか問題」からして賛否両論問われることは間違いありません。
大炎上作品になる確率がかなり高い可能性も否定できません。
しかし、ChatGPTが大流行中のAI時代です。
なにが起こるか予想もできない未来に向かっている私たちが、何が起こっていたかよくわからない過去の時代を楽しむのもアリなのでは!?
でもさすがに原作なしでは厳しいかもしれないので、マンガの「卑弥呼 -真説・邪馬台国伝-」を原作候補に挙げておきましょう。
楠木正成:南北朝時代に散った建武の元勲
去年くらいに1991年の「太平記」を見てこのころの時代の面白さにもはまりました。
鎌倉~室町時代に興味を持つようになったのは、「太平記」と足利尊氏のおかげです。
だから楠木正成だって大河ドラマの主人公になってもいいんじゃない?、くらいの薄い理由で主人公候補にしました。
といっても、楠木正成を大河ドラマ主人公に推したい人たちは結構いるはずです。
そして「鎌倉殿の13人」をめちゃくちゃ楽しい作品に仕上げてくれた三谷幸喜さんなら、面白おかしくこの時代を描いてくれるに違いありません。
鎌倉幕府の成立を描いた三谷幸喜さんが、鎌倉幕府をどうぶっ壊すのか。
間違いなく見どころのひとつになるでしょう。
大ヒット間違いなし!
長宗我部元親:戦国時代に四国を統べた手腕
四国に関係する人物で大河ドラマの主人公になったのは、山内一豊と坂本龍馬。
山内一豊はもともと四国の人ではなくて、そういえばよく考えると四国の戦国大名って大河ドラマであまり出てこないような??
「土佐の出来人」長曾我部元親なら、四国平定の過程や織田信長・明智光秀・豊臣秀吉との関係性、そして九州平定戦での嫡男・信親の戦死など、見所になりそうなポイントがたくさんあります。
諸説ある本能寺の変で、どう関わってくるのかも気になるところです。
四国にもスポットライトを!
細川ガラシャ:波乱万丈の生涯を送った明智光秀の娘
父が謀反人の明智光秀な時点で波乱万丈の生涯を約束されている細川ガラシャ。
当時織田家で比類なき活躍を見せていた父・光秀の謀反により、ガラシャの立場や夫・忠興との夫婦仲はどのように変わっていくのか、彼女はなぜキリシタンへと目覚めたのか、その辺が話の中心になるでしょうか。
姑の細川藤孝や夫の細川忠興にもスポットライトが当たることになるので、細川父子推しな自分にとしては実現したらワクワクが止まりません。
ちなみに父の明智光秀は「麒麟がくる」の長谷川博己さん、姑の細川藤孝は眞島秀和さんでお願いしたいw
立花宗茂:紆余曲折ありながら大名に返り咲いた西国無双
徳川四天王の1人で「どうする家康」でも当然主要人物な本多忠勝といえば、豊臣秀吉に東の天下無双と称されたわけですが、西の天下無双と称されたのがこの立花宗茂。
父は豊後の大名大友家の重臣・高橋紹運で、同じく大友家重臣で男児のいなかった立花道雪の養子となるわけですが、豊臣秀吉にその才覚を買われて大名にまでのし上がります。
ところが、秀吉が亡くなったあとの天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦で、西軍に与したことにより改易になってしまう……。
一時は家臣たちとともに貧しい浪人生活を味わうことになるけれど、江戸時代に再び10万石の大名に返り咲くというサクセスストーリーの持ち主です。
大河ドラマ化にあたっては朝鮮出兵がひとつネックになりそうだけど、彼がなにを考えながら浮き沈みの激しい人生を生き抜いてきたのか。
ドラマチックな展開が多く、とっても楽しめる大河ドラマに仕上がることは間違いなし!
徳川宗春:規制緩和政策で有名な名古屋藩主
徳川宗春は江戸時代中期の尾張徳川家第7代藩主で、規制緩和政策をとって名古屋の町を繁栄させたことで有名。
有名とかいいながら、私はまったく知らなかったんですが、大河ドラマ関係だったか歴史関係のnoteを眺めているときにたまたま知って、少し調べるとなかなか面白そうな人物じゃん!と記憶に残った人物です。
地元名古屋の人たちにとっては有名な藩主さまなのかな?
市長の河村たかしさんは徳川宗春に仕えていた家臣の子孫で、2010年のコスプレサミットでは徳川宗春に扮したそうです。
規制緩和で経済の活性化を図ろうとしたけど、一説ではこれが原因で藩の財政は赤字になったとかならなかったとか。
暴れん坊な将軍で有名な8代将軍・徳川吉宗の質素倹約策と対比されたりするようですが、吉宗公との関係性なんかも気になるところです。
めちゃくちゃ有名な人物じゃないのかもしれないけど、最近の大河ドラマ主人公は玄人好みの主人公選ばれたりするので、アリなんじゃないかと!
松平春嶽:有能な人材が集まるリーダーシップに注目
松平春嶽(慶永)は越前国福井の16代藩主で、幕末の開明派として著名な人物のひとりでしょう。
政事総裁職に就いたり、四侯会議のメンバーに選ばれたり、幕末作品では必ずその存在感を示してる印象があります。
聡明な松平春嶽のもとには、優秀な人物が集まることが多く、中根雪江・橋本左内・三岡八郎(由利公正)の三人はとくに有名です。
熊本藩士で儒学者だった横井小楠を政治顧問に抜擢したり、そういえば、あの坂本龍馬が金策で頼ったのがこの松平春嶽でした。
勝海舟とも面識があるなど、一介の浪人から幕臣まで、有能であれば身分問わず誰でも受ける懐の深い人だったのでしょう。
大隈重信も、松平春嶽のことを「誠実で気品のある、なかなかの学者」と評していたようです。
幕末は志士たちにスポットが当たりがちですが、当時のお殿様たち視点で見るのも面白そうですよね。
与謝野晶子:女性運動にも業績を残した情熱の歌人
与謝野晶子といえば、近代日本を代表するロマン主義の歌人・作家。
情熱的かつ大胆な歌風で人気を博し、数々の名作を生み出しただけではなく、女性の地位向上にも積極的に取り組んだことでも知られています。
と知ってる風でここまで書いたけど、歌人とか近代の人は疎いので、実はよく知りませんw
『君死にたまふことなかれ』が、日露戦争の時に歌ったものだというのを始めて知ったほど申し訳ないくらい無知です。
大河ドラマを予想するなら、近代の人も候補に入れたほうが当たる確率上がるだろうってことで与謝野晶子を選出しました。
歌人・作家としての活動のみならず、社会に変化を与えるような活動に励んでいたことは、いろんな常識が見直され始めている現代の人々の活動にも何かしらの影響を与えられそう。
この辺の時代の文化人を知るいいきっかけにもなりそうですよね。
大河ドラマの主人公を演じるなら誰?
大河ドラマの主人公を、どの俳優さんが演じるかも気になりますよね。
ただ、演じる俳優さんを予想するのは、主人公を当てる以上にハードルが高い気もw
そもそもどの主人公かによっても変わってくるでしょうし、予想というよりはこの俳優さんが主人公を演じたら見てみたいなと思う人たちの一部を以下にまとめてみました!
この辺は人によって違うと思うので、ご自身の思う俳優さんがいれば教えてくださいね。
候補の俳優さん | 補足 |
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中川大志 | 『鎌倉殿の13人』の畠山重忠がハマり役に。大河ドラマは数多く出演してるし、演技も上手だし、個人的には常に筆頭候補!立花宗茂を演じてくれ!! |
山田裕貴 | 『どうする家康』の本多忠勝を好演中。大河ドラマで主要人物を演じてから数年後に主人公に選ばれるケースは多いので可能性は十分! |
木村拓哉 | 映画『レジェンド&バタフライ』で信長の青年期から本能寺の変で討たれるまでを熱演!大河ドラマは一番なさそうだったけど、演じる雰囲気ちょっと変わってきたからそろそろくる!? |
高畑充希 | 大河ドラマは『軍師官兵衛』以降は意外にも出演なし。いろんな映画で主演しているので、そろそろ大河主演もあるのでは!? |
堀田真由 | 『鎌倉殿の13人』では北条義時の妻・比奈。20代らしさと20代らしからぬ大人びた雰囲気が魅力。フジテレビの2023年春月9ドラマ『教場』でも活躍中! |
福原遥 | 連続テレビ小説『舞いあがれ!』では主人公・舞。元気ハツラツなイメージの役が似合いそう。夢は大河ドラマ出演らしい! |
大河ドラマの誘致活動を行っている自治体の紹介
大河ドラマの誘致活動を行っている自治体も紹介しておきましょう。
といっても最新状況かどうかはわかりかねるところもあるので、実際には自治体に確認するなどしてもらったほうがいいと思います。
主人公 | 時代 | 自治体 | 関連リンク |
---|---|---|---|
木曽義仲と巴御前 | 平安末期 | 石川県 津幡町 | 大河ドラマに「義仲と巴」実現を! |
楠木正成 | 鎌倉~南北朝 | 大阪府 河内長野市 箕面市 狭山市 | 「楠公さん」を大河ドラマに! |
北条五代 | 戦国~安土桃山 | 神奈川県 小田原市 | 北条五代観光推進協議会 |
戦国大名 里見氏 | 戦国~ | 千葉県 館山市 | NHK大河ドラマ「里見氏」誘致活動 |
三好長慶 | 戦国 | 徳島県 | 戦国天下人・三好長慶をNHK大河ドラマに! |
島津義弘 | 戦国~江戸初期 | 鹿児島県 日置市・湧水町・えびの市・姶良市 | 四地区義弘公大河ドラマ誘致委員会 |
石田三成 | 戦国~安土桃山 | 滋賀県 彦根市 米原市 長浜市 | 三成の戦 |
立花宗茂と誾千代 | 戦国~江戸初期 | 福岡県 柳川市 | 宗茂と誾千代NHK招致活動サイト |
千姫 | 安土桃山~江戸初期 | 茨城県 常総市 | 常総市観光物産協会 |
三重県 桑名市 | 大河ドラマ誘致プロジェクト | ||
岡山県 姫路市 | 『大河ドラマ「千姫」誘致の会』への岡山市の参画 | ||
田沼意次 | 江戸中期 | 静岡県 牧之原市 | 田沼意次侯を大河ドラマに! 署名活動展開中 |
清河八郎 | 幕末 | 山形県 庄内町 | 『清河八郎』大河ドラマ誘致気運醸成プロジェクト |
山田方谷 | 江戸後期~明治初期 | 岡山県 高梁市 | 山田方谷 大河ドラマ化を目指して |
www.youtube.com
2026年大河ドラマの発表時期はいつ?
ここ数年は、コロナの影響で大河ドラマの発表時期がいまいち読めないところがありました。
ただ、コロナも落ち着いてきたし、コロナみたいな感染症流行中でも対応できるような撮影スケジュールを確保できるようになってきたのかなと感じています。
2019年の『麒麟がくる』は撮影が中断したりで、最後まで放送できるかどうか心配でした。
大河ドラマ自体なくなってしまうのではと杞憂になったこともあるけど、それももはや懐かしい思い出話。
そんなわけで、2024年や2025年の大河ドラマ発表時期をふまえれば、2026年の大河ドラマも同じくらいの時期に発表されると予想しているので、2024年の4月下旬から5月上旬くらいじゃないかと。
つまり、この大河ドラマ予想記事の寿命は残り1年以内ということw
2025年『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公は何者!?
2025年の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』について少し触れておきましょう。
時は江戸時代、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗のあとの治世。
当時の版元、今でいう出版業で活躍した蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)が主人公のお話。
今回の大河ドラマ発表まで、蔦屋重三郎という人物についてはまったく知りませんでしたが、あのTSUTAYAの名前の由来になった人でもあるそうです。
ちなみに蔦屋重三郎のことは「蔦重(つたじゅう)」と略すみたいなので、以後は蔦重で。
いわゆるあだ名みたいな感じ?
蔦重は、寛延3年1月7日(1750年2月13日)に生まれで、亡くなったのが寛政9年5月6日(1797年5月31日)。
蔦重が存命中の江戸幕府の将軍がこちらの3人でした。
- 第9代将軍 徳川家重(1712-1761:在位1745~1760)*2
- 第10代将軍 徳川家治(1737-1786:在位1760~1786)*3
- 第11代将軍 徳川家斉(1773-1841:在位1737~1837)*4
そして、蔦重とかかわりの深かった絵師たちがこちら。
名前 | 生没年 | 人物紹介 |
---|---|---|
北尾 重政*5 | 1739 ~ 1820 | 戦国大名北畠氏の末裔で、北尾派の祖となった浮世絵師。鳥居清長や喜多川歌麿に多くの影響を与えた。 |
平沢 常富*6 | 1735 ~ 1813 | 朋誠堂 喜三二(ほうせいどう きさんじ)の筆名で知られる戯作者であり、手柄 岡持(てがらのおかもち)の狂名で知られる狂歌師でもある出羽国久保田藩の定府藩士。 |
鳥居 清長*7 | 1752 ~ 1815 | 八頭身の美人画で有名な鳥居派四代目の浮世絵師。東洲斎写楽・葛飾北斎・安藤広重とならぶ六大浮世絵師の一人。 |
喜多川 歌麿*8 | 1753 ~ 1806 | 「美人大首絵」で人気を博した浮世絵師。歌麿がモデルにした遊女や花魁は人気になったらしい。 |
山東 京伝*9 | 1761 ~ 1816 | 北尾 政演(きたお まさのぶ)と号した浮世絵師であり劇作者。喫煙用の小物販売店「京屋」を開き、自らデザインした紙製煙草入れが大流行したらしい。 |
東洲斎 写楽*10 | 不詳 | 活動期間が1年以内ながら人気を博した浮世絵師。短い期間に役者絵などの作品を版行したのち、突如と姿を消した謎の絵師。 |
栄松斎 長喜*11 | 不詳 | 浮世絵師 鳥山 石燕(とりやま せきえん)の弟子。錦絵・黄表紙・狂歌本・洒落本の挿絵や肉筆浮世絵に秀逸な作品を残した浮世絵師。 |
蔦重が、この絵師さんたちとどのように関わり合いながら出版業で成功を収めていくのか、というのが話のメインストーリーになるのでしょう。
そんな蔦重の歩んだ道をざっくりと眺めてみると…
吉原遊廓(新吉原)で生まれた蔦重は、当時の流行発信地でもあった吉原で出版業を開業しますが、売り上げは鳴かず飛ばずな状態。
その転機となったのは「吉原細見」の編集者になってから。
「吉原細見」は遊女のガイドブック本で、どの店にどんな遊女がいるのかをまとめていました。
ちなみに最初に出版した「吉原細見」の序文は発明家として有名な平賀源内が執筆しているというのもちょっとした驚きです。
この「吉原細見」の挿絵に遊女を絵師たちに描かせたことで、ガイドブックと遊女と浮世絵師たち、それぞれのブランディングアップにつながり、ちょっと陰りをみせていた吉原に新たな風を吹き込むことになります。
蔦重の立ち位置は、編集者というよりはプロデューサーというほうがしっくりくるのかも。
たとえるなら、秋本康さんやつんく♂さんみたいな感じなのかな。
とりあえず最初は興味本位で見そうだけど、最後まで見れるかどうかはストーリー次第!
蔦重に関連した書籍や映画はいくつかあるので、興味ある方は事前予習の感覚でのぞいてみるのもいいでしょう。
まとめ
本記事では、毎年恒例の2026年NHK大河ドラマを予想してみました。
いろんな人を挙げてみましたが、個人的には予想が当たるかどうかよりも、だれを主人公にしかようか考えるのが楽しいです。
また、私と同じくNHK大河ドラマファンの人たちが、想像力をかきたてられて頭の中が楽しさでいっぱいになってくれればそれでいいのです。
決して予想が外れたときの負け惜しみではありません!!
そして今回も、2024年大河ドラマ予想・2025年大河ドラマ予想同様に、アンケートを取ります。
皆さんが大河ドラマに採用してほしい時代や主人公を是非以下のアンケートにご回答ください!
アンケート結果についてはある程度の期間が経過したら結果を発表したいと思っているのですが、なかなか手が回らず2021年分以外できてません!
tsukumogatari.hatenablog.com
なんとか折を見て発表できたらと思っておりますが……ChatGPTに手伝ってもらう?
では今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!