2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』ということで、「また戦国かよっ!!」
なんてツッコミよりも
「やっぱり戦国かー戦国ですよねー」
という気持ちでいっぱいになり、主人公候補を8人も挙げておきながらカスリもしなかったことに意気消沈している日々です……。
だからといって、大河ドラマ予想をやめるわけにはいかない!
もはやこれは使命な気がしているので、大河ドラマが続く限り予想を続けていくつくもです。
というわけで、未発表の大河ドラマ予想を相変わらず性懲りもなくやっていきます!
最後までお付き合いください!!
歴代の大河ドラマの傾向
いつもどおり、2027年の大河ドラマを予想する前に、過去の作品の傾向をチェックをしておきますよ!
採用された時代と主人公
歴代の大河ドラマでもっとも採用されている時代は、20作品の戦国時代。
2番目の幕末もふくめ、この時代はとにかく人気のある時代なので納得せざるをえないところ。
そういう私も戦国・幕末どちらも大好きなので、正直にいえば、2つの時代を交互に放送しても全然うれしかったりします。
多彩な才能を持つ人物が数多く輩出された時代で、制作側も主人公候補を考えるのに困らなそうですよね。
逆に大勢すぎて、だれを選んだらいいか悩んでしまうくらい!
主人公に関しては、実在した人物がほとんどで、架空人物が主人公だったのは、以下の5作品のみ。
放送年 | タイトル | 主人公 |
---|---|---|
1967年 | 『三姉妹』 | 永井むら・永井るい・永井雪 |
1980年 | 『獅子の時代』 | 平沼銑次・苅谷嘉顕 |
1984年 | 『山河燃ゆ』 | 天羽賢治・天羽忠 |
1986年 | 『いのち』 | 岩田(高原)未希 |
1993年 | 『琉球の風 DRAGON SPIRIT』 | 楊啓泰 |
ここ30年くらいは架空人物が主人公になったことは一度もなく、今後も変わらず実在人物が採用されるんじゃないでしょうか。
大河ドラマの視聴率の傾向
毎回視聴率はどうでもいい的なことを言っておきながら触れているわけですが、今回も一応念のため触れておきます。
いつもどおり非常に見にくいこちらのグラフは、青色が初回平均視聴率、赤色が最高平均視聴率、黄色が期間平均視聴率。
テレビよりもネット配信やYouTubeが主体のいま、視聴率はだいたい10~15%前後で落ち着く傾向じゃないでしょうか。
テレビ視聴が家族団らんで楽しむ娯楽No.1くらいだった頃と比べると、視聴率は1/3くらいに落ちていますが、さまざまな面で環境が大幅に違うので、単純に数字の大小で比較することはできません。
見逃し配信も当たり前になってきたので、リアルタイムに視聴するケースは少なくなっているんじゃないかと思います。
原作や脚本家の傾向
歴代大河ドラマの全65作品のうち、41作品が原作有りなんですが、2010年の『平清盛』以降は原作無しがほとんど。
遠い昔は司馬遼太郎の小説を原作とした作品が多かったみたいだけど、最近は『鎌倉殿の13人』の三谷幸喜さんを筆頭に、テレビドラマで有名な脚本家がオリジナルで手掛けるケースが多いです。
でもテレビドラマって漫画原作の作品多いよね……。
大河ドラマも、そう、たとえば『逃げ上手の若君』とか原作にしてもいいんじゃない!?
放送される年との関係性
放送される年と何かしら関係のある人物が主人公になることもあるのでは!?なんて思って、大河ドラマ予想記事では毎回放送年に予定されている出来事や記念を紹介しています。
今回も念のためWikipediaを覗いてみると、2027年、実はあまり大きな出来事がない!?
以下のWikipedia抜粋は、書かれているものすべてを挙げていますが、いつもはもっと多いので、気になる出来事や記念日を一部しか載せていませんでした。
- 1月 サウジアラビアにてAFCアジアカップ2027が開催。サウジアラビアでのAFCアジアカップの開催は初めてとなる。
- 3月 ITER(国際熱核融合実験炉)が重水素-トリチウム運転を開始予定。
- 3月〜9月 - 横浜市で国際園芸博覧会(花博、A1認定)開催予定。
- 12月31日、蛍光灯の生産が禁止される。
----- 以降は日付未定 -----
- ホテル「ザ・ハウス・コレクティブ」が日本に進出する予定。
- 私学共済が厚生年金に統合される。
- 2013年から始まった渋谷駅周辺の再開発事業が完了予定。
- リニア中央新幹線品川駅 - 名古屋駅間開業予定(ただし、大井川水系の水資源に関する周辺自治体の懸念や、2021年に起きた岐阜県の建設現場での死亡事故(労働災害)での工事停止により、JR東海は開業時期が未定になったと発表している)。
- 小田急多摩線、唐木田 - 上溝間開業予定。
- JR大阪駅北側の再開発エリア「グラングリーン大阪(うめきた2期地区)」が2027年度春に全体開業予定。
- 国技館に飾られている白鵬翔の優勝額の掲額がこの年で終了する(2021年7月場所の45回目(最終)優勝から32場所が経過する)。
- アメリカ海軍ジェラルド・R・フォード級である、エンタープライズが就役予定。
※引用元:Wikipedia - 2027年
大河ドラマ予想は今回で4回目ですが、こんなことは初めてです。
2027年はちょっとわくわく感が足りない!?
ひょっとするとこの物足りなさ、予想するうえでのヒントになるやも……。
2027年大河ドラマの考察
役に立つのかどうかわからない事前の傾向チェックを踏まえつつ、2027年大河ドラマの考察を深掘りしていきましょう。
- 戦国時代と幕末は候補から外せない
- 過去に大河ドラマでやっていない時代
- 自治体の大河ドラマ誘致活動にも注目
- 現代社会に結びつけやすい人物はだれ?
- 大河ドラマやってほしいランキングだと誰が人気?
- 大河ドラマに出演してほしい俳優・キャスト
戦国時代と幕末は候補から外せない
やはりどうしても予想で外せないのが戦国時代と幕末です。
とくに戦国時代から安土桃山時代にかけては、以下のように連続で続くケースもあるので要注意でしょう。
・1987年『独眼竜政宗』、1988年『武田信玄』
・1992年『信長 KING OF ZIPANGU』、1993年『琉球の風 DRAGON SPIRIT』
・1996年『秀吉』、1997年『毛利元就』
・2006年『功名が辻』、2007年『風林火山』
・2016年『真田丸』、2017年『おんな城主 直虎』
前述のとおり、どちらの時代も好きな人が多い時代であり、主人公にしてほしい人物もたくさんいるので、主人公候補は無尽蔵にいるといっても過言ではありません。
そんなわけで、戦国時代と幕末は必然的に有力候補となります!
過去に大河ドラマでやっていない時代
過去に大河ドラマでやっていない時代にも目を向けてみます。
前述の大河ドラマの時代別採用数のグラフをもう一度見てみましょう。
圧倒的に多い戦国時代以を中心に、古くは平安、近代では昭和まで幅広く採用されていますが、平安時代より前は採用無し。
以前三谷幸喜さんが何かの雑誌でおっしゃってましたが、平安より前の時代だと衣装やセットを一から用意する必要があり、お金や手間がかかって難しいそうです。
時代が古くなればなるほど史料も限られるでしょうから、1年間続く物語として仕上げられるのかという点も課題になるかもです。
ちなみに、NHKが過去に公表した大河ドラマ1話分の製作費は、平均して6,000万円くらいらしい!
※2006年『功名が辻』~2008年『篤姫』あたりの話です。
20年くらい前の話なので、今の時代はもっと抑えられてそうですが、今までやったことのない古い時代を採用すると製作費がとんでもないことになるのかも!?
VFXとか新しい技術を使えばって話もあるけど、それはそれでまたお金がかかるんだろうし……。
よほどやる理由がない限り、平安時代より前はやらないというか、やれそうもない気がしてきました。
ということで、今回の予想からは過去に採用された時代は予想から見送ります!
自治体の大河ドラマ誘致活動にも注目
大河ドラマの誘致活動を行っている自治体や団体も注目ポイントのひとつ。
最新状況は自治体や誘致活動をしている団体に確認しないとわかりませんが、たとえば以下の自治体で誘致活動が行われています(過去分もあるかも)。
主人公 | 時代 | 自治体 | 関連リンク |
---|---|---|---|
木曽義仲と巴御前 | 平安末期 | 石川県 津幡町 | 大河ドラマに「義仲と巴」実現を! |
楠木正成 | 鎌倉~南北朝 | 大阪府 河内長野市 箕面市 狭山市 | 「楠公さん」を大河ドラマに! |
北条五代 | 戦国~安土桃山 | 神奈川県 小田原市 | 北条五代観光推進協議会 |
戦国大名 里見氏 | 戦国~ | 千葉県 館山市 | NHK大河ドラマ「里見氏」誘致活動 |
三好長慶 | 戦国 | 徳島県 | 戦国天下人・三好長慶をNHK大河ドラマに! |
島津義弘 | 戦国~江戸初期 | 鹿児島県 日置市・湧水町・えびの市・姶良市 | 四地区義弘公大河ドラマ誘致委員会 |
石田三成 | 戦国~安土桃山 | 滋賀県 彦根市 米原市 長浜市 | 三成の戦 |
立花宗茂と誾千代 | 戦国~江戸初期 | 福岡県 柳川市 | 宗茂と誾千代NHK招致活動サイト |
千姫 | 安土桃山~江戸初期 | 茨城県 常総市 | 常総市観光物産協会 |
三重県 桑名市 | 大河ドラマ誘致プロジェクト | ||
岡山県 姫路市 | 『大河ドラマ「千姫」誘致の会』への岡山市の参画 | ||
田沼意次 | 江戸中期 | 静岡県 牧之原市 | 田沼意次侯を大河ドラマに! 署名活動展開中 |
清河八郎 | 幕末 | 山形県 庄内町 | 『清河八郎』大河ドラマ誘致気運醸成プロジェクト |
山田方谷 | 江戸後期~明治初期 | 岡山県 高梁市 | 山田方谷 大河ドラマ化を目指して |
個人的には、後北条氏と里見氏のどちらかが採用してもらえるとうれしいところです。
里見氏のなかでも里見義堯は、関東で一大勢力にのし上がった後北条氏に抗い続け、安房・房総を守り抜けたのはなんでだろうと気になっています。
なぜなら、コーエーテクモのシミュレーションゲーム「信長の野望 新生」だと、里見氏って北条氏にすぐ潰されちゃうし、自分でプレイしても後北条氏に攻められまくるのでかなり厳しいからです。
ゲームと史実でこうも違いに差があるのはなぜなのか、大河ドラマでその理由をひも解いてほしい気持ちがあります!
現代社会に結びつけやすい人物はだれ?
ぶっちゃけこの手の話は「こじつけ」でどうにでもなるのですが、それは心の奥にそっとしまいこんでおいてください!
今の社会は、コロナ禍を経て大きく変革しました。
特に働き方改革は政府が当初目標としていたよりも早急に進んでいったんじゃないかと思うわけです。
副業してもいい企業が増えたり、リモートワークが増えたり、コロナ禍の前ではちょっと難しかった環境があっという間に整いました。
また、これはコロナ禍以前からかもしれませんが、一つの会社に勤めることにこだわるより、転職して自分に相応しい環境を求めて転職したり、自分の裁量で働けるフリーランスに転身する人も増えています。
この辺を考えると、戦国時代に同じような境遇を感じる人物が2人います。
それは、何度も主君を変えながら戦乱の時代を生き抜いた藤堂高虎と可児才蔵です。
藤堂高虎は「武士たる者、七度主君を変えねば武士とは言えぬ」の言葉で有名ですが、その言葉どおり、 主家を7度変えています。
そして槍の名人で「笹の才蔵」の異名を持つ可児才蔵も、8つの主家を渡り歩いています。
戦国時代のイメージは、「同じ主君に仕え続ることこそが正義であり、忠臣の鑑」みたなところがあって、2人のようにコロコロ主君を変えるのは不忠・不義の輩と悪い印象を持たれがちです。
そのため、2人とも戦国シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズでは忠誠が低かったり野心が高めだったり……。
しかし、戦国時代のように荒れた時代、生き残るためにはきれいごとばかり言ってられません!
自分の命だけではなく、家族や自分に従う家臣たちを食べさせていく必要があるわけです。
そして現代社会も同じこと。
ブラックな企業で毎日健康を害しながら薄給で働き続けるより、自分の才能を認めたり見出したりしてくれる会社や、働きに応じた給料を支払ってくれる会社に転職したほうが、人生は有意義で楽しいに決まってます。
ホワイトな企業に勤めていたおしても、自分自身が成長するには環境を変えていくことも必要でしょう。
そういう変化に富んだ人生を歩みやすくなった現代にこそ、藤堂高虎や可児才蔵の人生の選択の仕方は見習うべきところが多いはずです!
ちなみに、主君を何度も変えた戦国武将は2人に限らずほかにもたくさんいます。
そもそも、豊臣秀吉子飼いの加藤清正や福島正則だって、最終的には徳川家に鞍替えしていますからね。
人生の大事な分岐点で、どういう判断が必要になるのか、という視点で主家を渡り歩く武将たちの生き様は、視聴者の心に刺さるものがあるでしょう!
大河ドラマやってほしいランキングだと誰が人気?
過去の大河ドラマランキングは、さまざまなメディアでよく実施されています。
結局のところ、大河ドラマは多くの視聴者に見てもらえなければ、いずれは制作されなくなってしまうでしょう。
そういう視点では、大衆に人気のある人物や時代にどうしてもスポットがあたりがちで、戦国時代や幕末が多く採用されやすい理由の一つじゃじゃいのかなと思うわけです。
なので、過去作でもどの作品、どの人物が人気だったかは制作側も気になってチェックしているに違いない!
それが採用する時代や人物に少なからず影響を与えている!という前提のもと、Googleで「大河ドラマランキング」で検索してみたところ……
一番最初に上がってきたのが、さまざまなジャンルのランキングを発表している「ランキングー」によるものです。
第1位:龍馬伝(2010年)(545票)
第2位:独眼竜政宗(1987年)(531票)
第3位:真田丸(2016年)(478票)
第4位:篤姫(2008年)(446票)
第5位:鎌倉殿の13人(2022年)(415票)
第6位:新選組!(2004年)(322票)
第7位:利家とまつ〜加賀百万石物語〜(2002年)(312票)
第8位:八重の桜(2013年)(309票)
第9位:風林火山(2007年)(304票)
第10位:おんな太閤記(1981年)(282票)
結局戦国時代が強いんかーい!!
坂本龍馬って日本人みんな好きなの!?
そして2位の「独眼竜政宗」、こちらも戦国~安土桃山時代にかけての武将・大名で人気の高い伊達政宗が主人公の作品。
もう40年近く前の作品なのにこれだけ票が集まるのは凄すごる。
やはり政宗の人気はダテじゃない!
最近の「鎌倉殿の13人」が5位に入っているのは、大健闘でしょう。
だってそれ以外、すべて戦国か幕末だもの。
こういうランキングを見ると、やっぱり戦国時代と幕末は手堅いなと思わざるを得ませんね。
大河ドラマに出演してほしい俳優・キャスト
大河ドラマでスポットが当たるのは主人公とは限りません!
たとえば「麒麟がくる」の場合、ストーリー序盤は斎藤道三が明智十兵衛(光秀、演:長谷川博己)よりも主役級の扱い。
時に快活、時には至極冷徹な道三と化した本木雅弘さんの演技力には、毎回圧倒されました。
また、出会い当初から松永久秀(演:吉田鋼太郎)と明智十兵衛のコントみたいなやり取りが楽しく、いつまでも2人のやり取りを見ていたくなるくらい。
裏切り者・簒奪者的な暗いイメージの強かった松永久秀を、人当たりが良く、実は義理堅い人物である印象に書き換えたのは、演じた吉田鋼太郎さんのおかげじゃないかと思っています(さすが光のお父さん)。
「鎌倉殿の13人」では主人公・北条義時を演じた小栗旬さんを筆頭に、数々の名優たちが陰湿なストーリーがベースの作品に、コミカルさをうまく溶け込ませる演技をしてくれたのも記憶に新しいです(三谷さんの脚本あってとはいえ)。
毎回大河ドラマに出演する俳優さんたちは、実力ある人たちばかりなので、だれが出てほしいというよりも、過去作の出演歴がある人たちには全員出てほしいくらいです!
が、あえてこの人は外してほしくないという前提で話すと、主人公でも脇でもいいから出てほしいのが中川大志さんです。
中川大志さんは、まだ26歳ながら大河ドラマ出演歴がすでに4回です。
- 江〜姫たちの戦国〜 第34回(2011年9月4日)/細川光千代
- 平清盛 第24回 - 第28回(2012年6月17日 - 7月15日)/源頼朝の少年時代
- 真田丸 第38回 - 第50回(2016年9月25日 - 12月18日)/豊臣秀頼
- 鎌倉殿の13人(2022年1月9日 - 9月18日)/畠山重忠
幼少期から出演している芸歴の長さもあってか、ただイケメンというわけではなく、演技力も素晴らしい!
なよっとした面と芯の強さをうまく演じ分けた豊臣秀頼や、坂東武者の鑑のような存在である畠山重忠も、中川大志さんだからこそ、それぞれの人物の特徴をうまく引き出してくれました。
そろそろ主役やってもいいんじゃない?という気持ちもありますが、脇でも十分光る役者さんです!
個人的には、今後の大河ドラマで欠かせない俳優さんになってほしいくらい応援しています!(ただのファン)
今後の大河ドラマで主人公をやってほしい人物たち
これまで予想につながるかどうかは不明ながら、いくつかの考察を経て、今後の大河ドラマで主人公に採用してほしい人物たちをピックアップしてみました。
それぞれの人物に対して語りたいことはたくさんありますが、あえて一言コメントで完結にしてみました!
- 清少納言:紫式部に対抗という意味でもアリでは?
- 木曽義仲と巴御前:「鎌倉殿の13人」で再び脚光を浴びた勢いで!
- 伊達政宗:独眼竜を再び!(NHKオンデマンドで配信中なのが怪しい)
- 藤堂高虎:「豊臣兄弟!」でも登場するんじゃない!?
- 立花宗茂:波乱万丈すぎる戦国武将の生きざまを見たい
- 伊能忠敬:世界もビックリな日本地図完成に貢献、彼は何者!?
- 佐久間象山:真田丸最終回からのつながり!
- 松平春嶽:有能な人材が集まる人柄に注目
このなかでも、特に注視しているのが佐久間象山です。
理由は、実はそんなたいしたものではありません。
三谷幸喜さん脚本の「真田丸」の最終回、最後にナレーションが流れるわけですが、ここで出てくるのが佐久間象山の名前。
なぜ出てきたかといえば、真田丸の主人公・真田信繁(幸村)の兄・真田信之とのつながりです。
真田信之といえば、最終的には信州の松代藩主となり、93歳で亡くなるまで真田家の礎を築き上げた人。
そして幕末の時代に松代藩で名を挙げた偉人の一人が、佐久間象山。
佐久間象山は、朱子学者であり思想家であり兵学者で、いわゆる当時の天才の一人。
弟子には勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰などがいて、幕末の俊英を数多く育てた人物として有名です。
日本が新しい時代を踏み出すきっかけを作った人物の一人、そう言い切っても間違いありません。
その佐久間象山の名前を「真田丸」の最終回でわざわざ出していることが、ずーっと気になっているのです。
「これはもしかして三谷さん、『いつかは佐久間象山の話書くよ』というサインなのでは!?」
と勘違いし続けています!
だからきっと三谷さん存命中の間に、「真田丸」からのつながりで始まる佐久間象山の大河ドラマが始まるに違いありません。
鎌倉の次はいざ開国(幕末)!
結論:2027年大河ドラマの時代と主人公決定!
ここまでいろいろ好き勝手に話しているだけに終始している気もしますが、さまざまな視点や考察を踏まえたうえで、2027年の大河ドラマを予想したいと思います!
今回は一点集中でいきます。
まず、時代は……
やっぱり戦国時代!
そして栄えある主人公の座を勝ち取るのは……
藤堂高虎です!!
藤堂高虎は、前述のとおり主君を7回変えながら戦国から江戸期を生き抜き、最終的には大名にまで出世した人です。
何度も主君を変えている可児才蔵が大衆からの人気が高い一方、藤堂高虎はなぜだか裏切り者的なイメージの強い人物。
実際には豊臣秀長には忠臣として仕えて、その養子の代までしっかりと支えたし、秀吉が亡くなってからは徳川家康に絶大な信頼を得るほど尽くしています。
世にはびこるイメージと実際のギャップを埋める作業をしてくれるのが、大河ドラマの役割だったりするんじゃないかと思っています。
また、ギャップがあるからこそ、人物がより魅力的に見え、ストーリーも面白く仕上がるはずです。
何度も主君を変えながら、結果的に正しい道を選んできた藤堂高虎の考え方や判断力は、さまざまな面で多様化した今の時代にも参考になるでしょう。
そして、秀吉の弟・豊臣秀長が主人公の「豊臣兄弟!」で、おそらく登場すると思うので、ここである程度顔見世したついでに、主人公にしてしまえ!という感じです。
となると、秀長役の仲野太賀さんが、再び秀長役として登場するかもしれません。
大河ドラマ予想3回目にして、ついに的中か!?
2027年大河ドラマの発表時期はいつ?
気になるのは、2027年大河ドラマがいつ発表されるか。
これはこの記事の生命線でもあるので、非常に重要です。
たとえば、明日発表されてしまったら、この記事はもう死にます……。
ちなみに近年の傾向をみると、だいたい3月から4月くらいの間に新たな大河ドラマの作品が発表される感じなので、さすがにこの記事公開直後に発表とはならないでしょう、たぶん……。
というわけで、この記事公開を起点に、だいたい10ヶ月くらいは大河ドラマ予想で遊べるでしょう!
まとめ
3回目の今回は、2027年の大河ドラマ予想。
予想が当たってほしいのはやまやまですが、それよりも、私と同じくNHK大河ドラマファンの人たちが、妄想して楽しめる記事になっていればと思います。
そして今回も恒例のアンケートを取ります。
皆さんが大河ドラマに採用してほしい時代や主人公を是非以下のアンケートにご回答ください!
アンケート結果についてはある程度の期間が経過したら結果を発表したいと思っているのですが、まったく手が回らない状況です!
意外な主人公を推している人たちもいるので、ほんといつかは発表したい……。
では今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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