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歴史人物語り#102 NHK大河ドラマの主人公に取り上げてほしいシリーズ第2弾は三好長慶、鍋島直茂、北条氏康、そして戦国武将総選挙をぶっ壊す(笑)

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今回はNHK大河ドラマの主人公に取り上げてほしいシリーズ第2弾です。
ちなみに以前投稿した第1弾の記事はこちらです。 

tsukumogatari.hatenablog.com

第2弾はもうしばらく後でもいいかなと思ってたんですが
先日某テレビ番組でやってた戦国武将総選挙の結果を見て
なんとなく令和元年中に書く気になりました(笑)
第2弾は以下の3名をあげてみました。
三好長慶(みよしながよし)
鍋島直茂(なべしまなおしげ)
北条氏康(ほうじょううじやす)

3番目の北条氏康はどっちかっていうと
北条5代みたいな感じでやった方がいいのかな
とも思いつつ、とりあえず単独にしておきました。
例によって私の個人的趣向による選抜なので
その辺はご容赦くださいませ。

では今回のお品書きはこちらです。

1.NHK大河ドラマで主役にしてほしい戦国武将たち

2020年のNHK大河ドラマ麒麟がくるの公式サイトも
だいぶ更新され始めてきて
当初から発表のあったキャスト以外にも
徳川家康の父・松平広忠
当時の畿内の実力者の三好長慶細川晴元
登場人物として発表されました。

www.nhk.or.jp

三好長慶辺りが出るっていうことは
室町幕府と三好氏の争い辺りも描かれるのかなとか
松永久秀とはどう絡んでくるのかなとか
明智光秀とは別のところでの話の展開にも興味津々です。

2021年のNHK大河ドラマは幕末から明治初期に生きた
実業家の渋沢栄一に決まってますが
2022年はまた戦国時代の武将が選ばれるかもしれませんよね!
第1弾でも第2弾でもいいから、
私が選抜した中から選ばれてほしいです(笑)

1.1.三好長慶(みよしながよし)

織田信長より前に畿内で一大勢力を築いていた三好長慶
「日本の副王」と称されたほどの実力者。

信長の野望・創造 戦国立志伝の三好長慶

信長の野望・創造 戦国立志伝の三好長慶

元は阿波、今の徳島県出身で
管領家細川晴元に仕える武将だったんですが
細川晴元との間には因縁があったんですね。

長慶の父・三好元長細川晴元に仕える重臣
細川氏が政権を樹立する上でも
数多くの功績を残した人なんですが
次第に細川晴元と意見が対立するようになると
細川晴元三好元長一向一揆軍によって
殺させてしまったんです。
実際には一揆軍に殺されたわけではなく
自害をしたんですが
三好元長は自害をする際
腹を切った後、腸を引っ張り出して天上に投げつける
という壮絶な死に方をしたそうです。
この頃、三好長慶は10歳。

いつか父の仇をとってやろう
なんて思ってても不思議はありません。
父の仇である細川晴元に仕えて実力をつけ
やがて細川家中でも有力な武将へと成長していきます。

そして1548年、三好長慶は動きます。
細川晴元の信任の厚い重臣であり
長慶にとっては大叔父にあたる
三好政長の討伐を決めるのです。
討伐理由は

  • 三好政長とその子・政勝の不祥事
  • 父の死の背景に三好政長の暗躍があったという話を聞いため

など諸説あります。

三好長慶は主君の細川晴元三好政長討伐を願い出ますが
その訴えは退けられてしまいます。
これによって細川晴元も敵と見なした三好長慶は、
細川晴元と対立していた細川氏綱遊佐長教と手を組んで
細川晴元に反旗を翻すのです。

そして1549年江口の戦いにおいて三好政長を討伐
細川晴元を京都から近江の坂本へ追い出します。
京都には幕府中枢の人間が不在となりますが
三好長慶細川氏綱が上洛し畿内を制圧したことによって
三好政権が樹立するのです。

以後、「日本の副王」と呼ばれるほどの勢力を持つまでに
勢力を拡大する三好長慶ですが、
その絶頂期に昇りり詰めたあと、
一転して衰退への一途を辿っていくことになります。

その衰退の過程では「麒麟がくる」で”戦国最大の梟雄”と紹介されている
松永久秀も絡んでいると言われてたりします。
松永久秀が三好家中でも幅を利かせるようになった頃から
身内の不幸が相次いだために松永久秀の悪い噂が流れたとか。

本当に松永久秀が関係していたのかどうかは別として
鬼十河と恐れられた十河一存(元長の四男)が急死し
将来を嘱望された嫡男・三好義興も22歳という若さで病死。
さらに三好実休(義賢、元長の次男)
久米田の戦いで戦死してしまい
安宅冬康(元長の三男)に至っては
謀叛を疑って三好長慶が誅殺してしまいます。

次々に身内を失っていくことで
晩年は心が病んでいたともいわれますが
三好長慶1564年に病で亡くなってしまいます。
享年43歳です、今の時代ならまだまだ働き盛りの年齢です。

ここまでざっくりとした話ですが
幼少期、青年期、晩年期、
それぞれで面白い展開のストーリーを
私でも描けそうなぐらい
色濃い生涯を送っているのが三好長慶です。

松永久秀を悪役にすることで
大河ドラマ的には視聴率とれそうな
話の展開にもなりそうな(笑)
※個人的には松永久秀を悪役にはしたくないのだけど。

そして三好長慶は1522年生まれなのです。
2021年の大河ドラマは前述のとおり
渋沢栄一に決まっていますが、
まだ決まっていない2022年は
三好長慶生誕500周年になります。
2022年はもう三好長慶一択でいい気がしますね!
信長の野望シリーズでは1523年生年説で一貫しているようですがw
戦国武将総選挙では20位以内に入れずでしたが
2022年大河ドラマの主役として降臨して
全国に名を轟かせてほしいです!

1.2.鍋島直茂(なべしまなおしげ)

佐賀県出身の人だと普通に知ってたりするんでしょうか。
その辺はよくわからないんですが
肥前佐賀藩の藩祖が、この鍋島直茂です。

信長の野望・創造 戦国立志伝の鍋島直茂

信長の野望・創造 戦国立志伝の鍋島直茂

これはゲーム「信長の野望・創造 戦国立志伝」での
能力値ですが、軍事内政全てにおいて優秀な武将なのです。

佐賀藩っていうと幕末には
強力な軍事力を保持していたことでも有名ですね。
当時の藩主は鍋島直正(閑叟)
「佐賀の七賢人」の一人としても数えられる人です。

鍋島直茂はその鍋島直正の先祖でもあるわけですが
戦国武将としては多分とっても地味な存在です。

例えば徳川四天王本多忠勝みたいに
戦場に出てもかすり傷一つなし
みたいな逸話はないし、
竹中半兵衛のように、
わずかな手勢で主君の居城を奪い取ってしまった
みたいな話もありません。
ついでに言えば松永久秀斎藤道三みたいな
梟雄的逸話もありません。

そもそも鍋島直茂
肥前戦国大名・龍造寺氏に仕えていた家臣です。
主君の龍造寺隆信の母が直茂の父の継室となったため
隆信とは義弟であり従弟でもあり、元々近しい関係ではあります。
それがいつの間にか
龍造寺氏を差し置いて肥前の大名になっています。

ちなみに豊臣秀吉鍋島直茂のことを
「天下を取るには知恵も勇気もあるが、大気が足りない」
と評したと言います。
この言葉的には『野心が足りない』
ていうような意味らしいんですが
要するに鍋島直茂には主家である龍造寺氏を
野心に駆られて裏切るような人間ではない
ということを示していると思うんです。

とすれば猶更、鍋島直茂がどのようにして
佐賀を手中に収めたのかが気になってくるところ。
そして鍋島直茂のことは
私もゲームの「信長の野望」シリーズでのことしか
あまりよく知らないんです(笑)
もちろんウィキペディアに載ってるようなことは
知ってはいるんですが、
もっと詳しくその生涯を知るための
一つの手段として大河ドラマの主人公やってくれないかな
ていう、とても自己満足たっぷりな理由での選抜です(笑)

それと、戦後武将総選挙で九州勢は20位以内に
一人も入っていませんでした
※関東もだけどw

九州は九州三国志って言われたりするように
龍造寺氏大友氏島津氏による三つ巴の時期があって
そこには中国の大内氏毛利氏も絡んできたりして
九州の覇権をめぐる争いも面白いんです。
でも、どうしても中央の畿内にばかり目が行きがち。
政治の中心が畿内にあったから仕方ないんですけど
戦国時代を長く生きた鍋島直茂あたりが
大河ドラマの主役になったら
遠く離れた九州で活躍した武将たちを
知る機会にもなるんじゃないですかね。
※それなら島津義弘でもいいんじゃないかっていうのはナシですw

1.3.北条氏康(ほうじょううじやす)

北条氏っていうと北条早雲が有名だし
大河ドラマとしては北条五代でみたいな話もあったりしますが
敢えて、北条氏康を私は挙げさせてもらいました。

信長の野望・創造 戦国立志伝の北条氏康

信長の野望・創造 戦国立志伝の北条氏康

北条氏康っていうと武田信玄今川義元
甲相駿三国同盟を結んだことでも有名ですが
忘れちゃいけないのが
その三国同盟を結ぶより前にあった河越夜戦

河越夜戦日本三大奇襲または日本最大夜戦の一つと言われていて
他の2つは何かって言うと
織田信長海道一の弓取り・今川義元を討ち取った桶狭間の戦い
毛利元就西国無双の侍大将・陶晴賢を討ち取った厳島の戦いです。
この三大奇襲ではいずれも重要な人物が討ち取られているんですが
河越夜戦では扇谷上杉家の当主・上杉朝定が討ち取られています。

この河越夜戦の際にはまだ甲相駿三国同盟は結ばれておらず
今川氏や武田氏とも争っている状態。
特に、関東管領山内上杉氏や扇谷上杉氏は
氏綱の死を好機とみて、北条氏に奪われた河越城
取り返そうと大軍を率いて包囲します。
その数およそ8万
関東のほとんどの諸大名がこの河越城の包囲に参加したとも
言われており、一方で河越城を守る北条綱成の守備兵は約3千
その援軍に向かった氏康が率いる兵力も8千であり、
併せても1万1千程度です。
北条氏康絶体絶命のピンチだったわけですが
夜襲をかけることによって形勢を逆転
上杉朝定は戦死して扇谷上杉氏は滅亡してしまうのです。
関東の覇権を北条氏主導となるきっかけとなった戦であり
北条氏康の名を轟かせることとなった戦でもあります。

また、北条氏康といえば領内の検地をおこなったり
税制改革をおこなって領民の負担を軽減したり
目安箱を設置して、領民の不平不満を訴えられるようにするなど
善政を敷いたことでも有名です。
小田原の城下町も東の小田原西の山口と称されるほどの
活気ある都市に作り上げています。

そして息子たちも優秀揃い。
氏康の後を継いだ4代当主の氏政
北条氏最大の版図を築けたのも
弟の氏照氏規氏邦らの協力もあってのことでしょう。
ちなみに氏康の七男・三郎は上杉謙信の養子となり、後に上杉景虎と名乗ります。
上杉景勝との家督争いに敗れて自害してしまった人ですね。

北条氏康もわりと地味扱いな気はしますけど
大河ドラマでの主役として取り上げてもらえれば
そのイメージも変わるんじゃないかと思います。
武田信玄上杉謙信も落とせなかった小田原城の主ですしね。
民政家としての面も全面に出してくれると
さらに好感度が高まりそうです。

ちなみに先日の戦国武将総選挙では
北条氏は誰一人として20位以内にランクインせず
関係各所からは悲鳴があがっていました(笑)

2.まとめ

今回はNHK大河ドラマの主人公候補シリーズ第2弾でした。
三好長慶鍋島直茂北条氏康の3名を挙げましたが
生誕500年を迎える三好長慶
結構期待大な気がしています。
麒麟がくる」で三好長慶が登場するのは
その伏線かもしれない!?
ていうのは多分ただの勘違いですが(笑)

ちなみにこの3人いずれも戦国武将総選挙で
20位以内にランクインしていません。
まぁ鍋島直茂は難しいかなとは思うけど
他二人は入っても別にいいんじゃないのかなと
個人的には思ったりもします。
いや、でも入っても北条氏康だけかな(笑)

ところであの投票結果みて
ふと疑問に思ったんですけど
明智光秀が第9位って
結構意外なんですけど。
そんなに明智光秀好きな人って
世の中に多いんですかね?
なんかにわかに信じがたいです。
いや、戦国時代好きな人だけの投票とかだったら
ちょっと納得できなくもないけどと思いつつ
その場合逆に他の武将が入り込んでくるから
トップテンが難しいかもしれないとも思いつつ(笑)

一体どういう人たちが投票したのか気になりますね。
私は投票していません、ちなみに(笑)
あと21位以下も知りたいんです。
公式サイトとかで発表してくれないですかね。

では最後に宣伝をして〆させて頂きます。

普段は歴史人物の記事を主戦場としつつ
15分で文章をまとめる15分ライティング
ブログ運営Amazon関係の記事も書いたりしているので
こちらのカテゴリーの記事もご覧頂けますと幸いです。

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というわけで、今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!