第45回目のレポートは、ツインターボ師匠の実装時期に関する考察です。
未実装のウマ娘の中でも人気の高いツインターボ師匠。*1
なぜ彼女はまだ実装してもらえないのか?
一体いつ実装されるのか?
次回のプリティーダービーガチャでの実装はあるのか?
この辺りの疑問の答えを探るため、ツインターボのルーツをおさらいしながら、実装時期について考えてみました。
つくもトレーナーの現状
まずは2022年2月12日時点のつくもトレーナーの現状についてはこちらを参照してください。tsukumogatari.hatenablog.com
こちらの記事では、つくもトレーナーの以下の情報を掲載しています。また、過去のレポートで載せていた「ウマ娘育成方針」も別記事にしました。
tsukumogatari.hatenablog.com
同じく無課金でウマ娘を育成している方は参考にどうぞ。
そろそろ1年経つけどツインターボまだ?
ツインターボといえばオッドアイにキザ歯で青髪。これだけでもだいぶ個性丸出しだけど、髪型から服装まで全身すべてが個性の塊のようなウマ娘。
この奇抜なデザインに加えてちょっと、いやだいぶアホキャラなところが愛着湧いたりします。
でもアニメ2期を見た人たちにとっては、トウカイテイオー復活の後押しをした師匠として絶大な人気を誇るウマ娘でしょう。
なのでタマモクロスが実装された今、実装待望論No.1はツインターボじゃないかと思うんです。
それなのに、いつまでたっても実装してもらえません。
そんなツインターボのルーツである競走馬のツインターボについておさらいしてみます。
競走馬のツインターボ
競走馬のツインターボは1988年4月13日生まれ。同じ年に生まれた競走馬には前述のトウカイテイオーやナイスネイチャがいます。
ちなみに誕生日はテイオーが4月20日、ネイチャが4月16日生まれ。
その同期のテイオーはクラシック二冠に加えてジャパンカップ、有馬記念とGⅠ4勝。
ネイチャはGⅠ勝利こそないものの有馬記念3年連続3着で、これはこれで誰も真似できないだろうという記録の持ち主。
という同期の2頭と比べると成績がパッとしないのがツインターボ。
重賞勝利はGⅢの3勝止まり。
それでも当時の競馬ファンにツインターボはめちゃくちゃ愛されていました。
ツインターボの走りは圧勝か玉砕
ツインターボの人気の秘密は、そのレース運び。生涯ほとんどのレースを常に逃げで挑んだツインターボ。
ただ逃げるだけじゃありません。
後先考えずだったのか、とにかく全速力でゴールを目指します。
だから勝ったレースは逃げ切り圧勝。
でも負けたレースは途中で失速して最後尾になっちゃことも。
レースは1着をとれるかどうか、他の順位なんてどうでもいい
みたいな気概を感じる走りっぷりが、ツインターボ人気の秘密だったのかも!
オールカマ―、大逃げによる大勝利
実際にツインターボがレースでどんな走りを見せていたのかは、こちらの動画を見てください!GⅢオールカマ―の逃げっぷりは圧巻!!
www.youtube.com
これだけ見たらめちゃくちゃ強い。
どうしてこの後の天皇賞(秋)が17着(ビリ)で終わってしまったのか謎です。
だってオールカマ―にはその年の春に天皇賞(春)でメジロマックイーンを破ったライスシャワーがいたんですよ。
そのライスシャワーすら3着が精一杯だったのに、オールカマ―より短い距離の天皇賞(秋)で何故負けるんだ……
とにわか競馬ファンは思ったりするわけですが、やはりグレードの違いが大きいんでしょうか。
オールカマ以降勝てない…そして転厩
七夕賞、オールカマ―と立て続けに圧巻の逃亡劇を見せたツインターボでしたが……この後は前述の通り天皇賞(秋)で惨敗を喫して、その後も勝ちに恵まれず。
www.youtube.com
1995年5月14日に福島で開催された新潟大賞典を最後に中央競馬からは去ります。
そして翌年までは公営の上山競馬に転厩。
ただそこでも転厩初戦で勝利して以降は1着を取るどころか掲示板に載ることも叶わず。
かつて中館騎手が言っていたように、オールカマ―で燃え尽きちゃったんですかね。
引退後のツインターボ
1995年、9歳*2で引退したツインターボ。しかし1998年1月15日に心不全で亡くなってしまったので、ツインターボの血を受け継いだのは5頭のみにとどまってしまいました。
ツインターボの産駒たちも残念ながら好成績は収められなかったみたいです。
同期のナイスネイチャがまだ生きているので、ひょっとしたらまだ生きていたかもしれないツインターボ。
2月9日8時半、#ナイスネイチャ です。父ナイスダンサーは種牡馬引退後、近所の友人(現在、十勝のノースポールステイブルの奥様)が勤務先の一角に引き取りお世話して下さいました。1997年夏に亡くなり渡辺牧場のお墓で眠っています。当時「ナイスネイチャのお父さんを助けて募金」箱を置いていました😌 pic.twitter.com/EDzOUkVGp9
— 浦河渡辺牧場 (@urakawawatanabe) 2022年2月12日
会うこと叶わないのがとても残念です。
実は大逃げしてないレースが1度ある
逃げ脚といえば、ツインターボの代名詞。当時のファンからしたら、それこそツインターボの真骨頂ぐらいのイメージが焼き付いてそう。
ところがツインターボ、たった1度だけ逃げ脚を使わなかったレースがあります。
鞍上は今やレジェンド騎手の武豊騎手です。
ちなみに武豊騎手はこの年134勝で最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手に。
さらに史上最年少、最速でJRA通算1000勝を達成しています、凄すぎるw
そんな乗りに乗ってる武豊騎手に任せるということは、それだけ勝利や入着への期待が陣営にあったからこそ。
だからこそあえて作戦も変えてきたのか?
このレースでは今までの大逃げではなく、差しを選択。
しかし結果は15着の最下位。
これが逃げて15着ならいつもどおりだったなーで終わったんでしょうが、今回は作戦が違いました。
そのことに激怒したファンもいたようで……。
生涯逃げ馬で通すはずだったツインターボの経歴を傷つけたとして、武豊騎手がバッシングを浴びることもあったらしい。
レースは勝敗がかかるものって結果論で全て語られがち。
でもツインターボ陣営がどういう考えでレースに臨んでいたかは尊重されるべき。
なんだけど、やっぱ生涯通して大逃げな方がイメージ良かったなーと思っちゃうのも本音です。
ウマ娘のツインターボ、なぜ師匠?
競走馬のツインターボについてのおさらいはここまでとして。ここではウマ娘のツインターボについておさらいをしておきましょう。
アニメではseason2からの登場。
season2はツインターボと同期のトウカイテイオーが主人公の1人。*3
ということもあって、テイオーとの絡みもあったりするわけです。
そんなツインターボがなぜ「師匠」とまで呼ばれるほど敬愛されているのか?
それはウマ娘season2を見てください、せめて10話「必ず、きっと」だけでも。
みんなから「師匠」と呼ばれる理由については11話「この気持ちって」も続けてみましょう。なんてことを言わなくても10話を見たら、きっと最後まで見ちゃいます。10話以降にはそれぐらいの吸引力と涙腺崩壊力があります。
とはいえ、一応説明しておくと―
テイオーはネイチャもツインターボも、みんなが目標とする一番星です。
しかしそのテイオーが何度もケガに見舞われます。
そして3度目の骨折では前のようには走れない自分が……。
遂には走る気持ちも折れてしまったテイオー、引退を決意します。
しかしそのそのテイオーを再び立ち上がらせてくれるのがツインターボなんです。
ツインターボは大きなケガこそなかったけど勝ちに恵まれず、挫折を感じることもありました。
それでも諦めない気持ちを教えてくれたのが、他の誰でもないテイオーだったんです。
そのテイオーが今諦めようとしている。
自分に諦めるなと言って励ましてくれたテイオーが諦めてしまう事が、ツインターボは悔しかったのでしょう。
テイオーが感謝祭のライブで引退発表をしようとしている最中、ツインターボはオールカマ―に出走します。
そのレースでいつも通りの大逃げを見せるツインターボ。
ライブ会場のスクリーンジャックされた画面でそんなツインターボのレース一部始終を見つめるテイオー。
スタートから全速力のツインターボは最終コーナーを回った辺りから既に息切れ切れ。
それでも最後まで諦めずに走り続けたツインターボは、1着でゴールイン。
春の天皇賞勝者のライスシャワーも寄せ付けない圧巻の走りを見せました。
そしてテイオーには「本当に最後まで諦めないとは、どういうことか」を見せつけてやりました。
そんなツインターボの最後まで諦めない走りを見たテイオーは、再び走ることを決意するのです―。
アホキャラ全開なツインターボがみんなから愛されるのは、このテイオー復活第一の立役者だからこそ。
でもだいぶ話を端折ってるので、大事なところを伝えきれていません。
ツインターボとの関係もそうだけど、ナイスネイチャやもう一人の主人公・メジロマックイーンとの関係性などなど。
なのでやっぱりseason2をしっかり見て欲しいですね!
ちなみにツインターボって最初はアニメの登場予定なかったそうなんです。
でも監督さんがツインターボの経歴に感動したことがきっかけで登場させる運びに。
そして今回紹介した第10話は、シナリオの脱稿だけで3か月ほどかかったらしい。
それだけ練に練り上げられたシナリオだからこそ、第10話はseason2の中でも特別感動する回になってるんだなと思ったりします。
ツインターボ、3Dモデルは実装済み
アニメの話は多分書き始めると止まらないのでゲームの方のウマ娘に話題を移します。育成ウマ娘として未実装なツインターボ師匠ですが、3Dモデル自体は既に実装済みです。
一番最初の登場が2021年5月17日に実装された、ナリタブライアンの育成シナリオで、有馬記念出走時のメンバーの1人として登場。
さらに2021年7月20日に追加されたナリタブライアン主人公のメインストーリー第4章でも、有馬記念出走メンバーとして名を連ねています。
なので現時点でサポカにもいないウマ娘を実装するよりに、育成ウマ娘への実装は楽なはず。
明日にだって実装できるぐらいのレベルでしょう。(テスト無しなら?w)
3Dモデルも有って人気も有る、なのに何故まだ実装されないの??
ツインターボ師匠未実装の理由
運営もツインターボに人気があることは当然知ってます。知らないわけがありません。
でもだからこそ”わざと”実装を先延ばしにしているのでしょう。
焦らすことでウマ娘にユーザーを留めさせる。
ちょっと飽き気味になっても『ツインターボ実装までは』という気持ちにさせる。
そしてここぞという時に実装をして、一気にジュエルを放出させる。
念願のツインターボ師匠を手に入れた全国のトレーナーさんたちが再びウマ娘にハマりまくる。
おかげでウマ娘の寿命(サービス期間)がまたさらに延びる―。
そういう流れをつくる狙いがあるに決まってますw
とはいえ、ウマ娘はリアル競馬に対するリスペクトをかなり強く感じる作品でもあります。
実装を遅らせるにしても、ツインターボらしい実装のタイミングも狙っているのかもしれません。
じゃぁツインターボらしい実装のタイミングっていつでしょう?
ツインターボ実装に相応しい時期?
相応しい時期はいつかを考えるために、ここでまた競走馬のツインターボに話を戻しましょう。ツインターボはそもそもデビューが遅くて3歳(今でいう2歳)になってから。
デビュー戦はちょうど皐月賞前の3月2日です。
それでも新馬線、条件戦と2連勝してダービー出走トライアルレースの青葉賞に出走、わりと順調です。
しかし青葉賞では最後の直線で失速してしまい結果は9着。
その後、初の重賞GⅢラジオたんぱ賞で重賞初勝利を遂げると、菊花賞トライアルレースのセントライト記念ではダービー2着馬のレオダーバンよりもクビ差先着して2着。
菊花賞は距離が適してないとみたのか回避しますが、その後のGⅢ福島記念でも2着に。
その結果年末のグランプリ、有馬記念では出走権を得ます。
クラシック戦線は乗れなかったけど、なんだかんだ強豪馬への道を着々と歩んでいるかのようにも見えますよね。
ところが、この有馬記念は15頭中14着。
www.youtube.com
しかもレース後に鼻出血が判明し、翌年には体調も崩してしまって長期休養に。
ちなみに馬の鼻出血は人の鼻血とは違って肺からの出血の可能性もあるそうです。
そのため初めて発症した場合は1か月平地競争に出走できないルールがあるんだとか。
ということもあって、有馬記念後の復帰戦は翌年1992年の11月、ほぼ1年後。
そこから1993年7月の七夕賞で久々の大逃げ勝利を収めるまで4戦全敗しています。(掲示板にも載らず)
つまり、1991年6月のラジオたんぱ賞勝利から、次の勝利の七夕賞まで2年近くかかってるんです。
ウマ娘開発陣もツインターボのそういう経歴はよく知ってるはず。
そうかツインターボの経歴とあわせて
育成ウマ娘への実装も2年後にする気か!
流石にそれは伸ばし過ぎ??
それはそれで待つけどw
まとめ
今回はツインターボ師匠の育成ウマ娘実装時期について考えてみました。というよりも、本音はツインターボ師匠について語りたかっただけ。
久々にウマ娘season2の10話をたまたま見ちゃったら感動しちゃって。
その感動の勢いで、ツインターボ師匠について書かねばならないという使命感が湧いてきて今回の記事に。
育成ウマ娘の実装時期については「神のみぞ知る」な話。
でももうすぐ1周年記念です。
「そろそろあるんじゃ?」と、みんな薄々期待しているんじゃないでしょうか。
次の実装(2022年2月16日)とかでもスルーされちゃったら、本当に2年後実装だったりして……。
今実装されても『ツインターボ師匠貯金』が無いので困るっちゃ困るんですが!
では今回はこの辺で。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
© Cygames, Inc. All Rights Reserved.
おすすめウマ娘過去記事リンク
■ウマ娘小ネタタキオンとネイチャの誕生日/マルゼンスキー固有スキル名の意味/サクラバクシンオー、学級委員長の理由/メイショウドトウ物語/エイシンフラッシュ物語/ウマ娘が楽しい理由/ゴールドシップのおもしろ動画集/
■ウマ娘育成全般
ウマ娘育成方針/ナリタタイシン育成方法・サポカ不足編/ナリタタイシン育成方法・ウマ王ゴルシ編/スタ9因子周回用ゴルシ育成方法/育成に役立つツールやサイト集/
■チャンミ向け育成方法
ライブラ杯向けナリタタイシン育成方法/スコーピオ杯向けメジロライアン育成方法/サジタリウス杯向けゴールドシップ育成方法/カプリコーン杯向けサクラバクシンオー育成方法/カプリコーン杯向けクリスマスオグリキャップ育成方法/
■ウマ娘攻略
ルームマッチの有効活用/青因子★3のできる確率/
アオハル杯攻略方法/アオハル杯・チーム対抗戦攻略法/無課金で最強ウマ娘つくれる?/
■チャンミ結果(2022年)
カプリコーン杯/
■チャンミ結果(2021年)
タウラス杯/ジェミニ杯/キャンサー杯/レオ杯/ヴァルゴ杯/ライブラ杯/スコーピオ杯/サジタリウス杯/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
バナーをポチって頂けると今後の励みになります!
にほんブログ村
人気ブログランキング
現在のツクモガタリは大河ドラマや歴史、ウマ娘などのゲーム関連がメインテーマ。
でもたまに雑談ネタやブログ運営関連や記事も投稿する、いわゆる雑記ブログです。
以下のINDEXページをブックマークして頂くと過去記事へもアクセスしやすいです。
このINDEXページから過去記事も読んで頂けると大変喜びます。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆